韓国、安い電気料金時代が終わる…燃料費と連動へ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.22 11:44
早ければ秋から電気料金に燃料価格変動値が反映される。また中産層以下の電気料金負担は減らすものの、電力過消費家庭には現在より高い累進料率を適用する。
産業通商資源部とセヌリ党エネルギー特別委員会は21日、政府・与党協議を開き、相次ぐ原発の稼働中断で深刻になっている電力不足を防ぐため、こうした内容の電気料金体系改編案を出した。骨子は、電気料金体系を改めて電力の需給を調節するというものだ。
政府・与党はまず、電気に偏る現象を防ぐため「燃料費連動制」を施行することにした。電気をつくる原料の石油や有煙炭・ガスの価格が上がれば、電気料金も自動的に上がるということだ。特別委の李賢在(イ・ヒョンジェ)議員は「コストに関係なく電気を無条件に安くしたところ、どこでも電気ばかり使おうとする」とし「特に石油100で30ほど電気を作り、またこの電気で10-20しか冷房できないほどエネルギー効率が低く、浪費が深刻だ」と導入の背景を説明した。