「ブラックアウト?遠い国の話ですね」…韓国の新再生エネルギー住宅
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.13 14:10
全羅北道高敞郡高敞邑月谷(チョンラブクド・コチャングン・コチャンウプ・ウォルゴク)の村に住む主婦キム・スンオクさん(45)の先月の電気料金通知書には、使用量が“0”となっている。料金は、基本料と付加価値税・電力産業基金などを合わせて5000ウォン(約420円)程度を支払った。キムさんの家は3月から3カ月“電力使用量0”を更新中だ。
キムさんは益山市(イクサンシ)で保育所を運営していたが昨年12月にこの村へ帰農した。家には910リットルの冷蔵庫やドラム洗濯機、キムチ冷蔵庫などの家電製品を備えた。それでも電力使用量が0と出てくるのは、屋根の上に設置した太陽光発電機のおかげだ。キムさんは「電力使用量が多い夏を迎えてブラックアウト(大規模停電)を心配する声があるが、私たちの町内の人々にとっては遠い国の話のように聞こえる」として「都市で生活していた時は1カ月に40~50万ウォンだった真冬の暖房費もこちらでは7~8万ウォンと大幅に減った」と話した。