韓国、この電力難に契約違反に電気泥棒まで“深刻”
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.27 14:02
京畿道富川市遠美区(キョンギド・プチョンシ・ウォンミグ)でモーテルを運営するA氏(50)は2008年から最近まで、電気計器を操作して実際の使用量の4分の1分だけを納付していた。計器に小さな穴をあけた後、ネジ釘を入れて電気使用量を表示する回転盤を立ち止らせる手法を使っていた。検針があるときはネジ釘をさっと取り除いて正常なように見せてだました。「料金がとてもたくさん出て心配だ」ととぼけることまでしていた。A氏が5年間に支払わなかった電気料金は6000万ウォン(約510万円)に達する。全羅南道(チョンラナムド)のあるスポーツチームは、工場で使う産業用電気を選手団宿舎に使って摘発され2億8000万ウォンの違約金を支払った。産業用電気はキロワットあたり(高圧基準)84.5ウォンで、113ウォンの一般用に比べてはるかに安い。
値段が安い深夜電気のタイムスイッチを操作し、昼間も湯水のように使って摘発された事例もあった。