【グローバルアイ】「韓国は本当に国史を習わないのか」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.17 11:39
光復節(解放記念日)を2日後に控え、普段から親しい中国・日本の記者と一緒に夕食を取った。中国の記者と日本の記者はお互い初対面だった。韓国には光復節、中国には戦勝日、日本には敗戦日、それぞれの考えが気になった。中国と日本の記者が言い争いになればどうしようかと内心、心配もあった。あいさつを終えて酒も少し入った。驚くことに慎重な日本の記者が先に話を始めた。「先月ハルビンに行った。朴槿恵(パク・クネ)大統領が安重根(アン・ジュングン)義士の石碑を設置してほしいと中国政府に要請したが、その進行状況が気になって…」。「結果は」(韓国)。「現地関係者は規定上難しいと話していた」(日本)。内心安心するような表情だった。「後ろめたさがあれば気にもなる」というものか。
「ひょっとして安重根義士について習ったことはあるのか」(韓国)。「日本で歴史は必修だ。しかし近代史はいつも結論が出ない。習ってやめるのが常だ」。「なぜ」(韓国)。日本の記者はただ笑った。「中国でも歴史を習うのでは?」(韓国)。「国史だけでなく世界史も必修だ。韓国は?」(中国)。「05年以降、大学入学学力考査科目から除外された。近く歴史が大学入試の必須科目になりそうだが…」(韓国)。その瞬間、中国と日本の記者が驚くような表情を見せた。「本当か?」(中国・日本)。「嘘をつくな」という表情だ。入試勉強の負担を減らすための措置だったと話すと、さらに多くの質問が続いた。「日本に対して歴史問題を最も強く取り上げながら、生徒には歴史を教えないとは…」(日本)。「韓国は世界で最も歴史教育がうまくいっていると思っていたが…」(中国)。