靖国参拝に怒り…中国が空母動員して武力示威
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.17 08:02
中国が空母まで動員して日本に圧力を加えた。日本の敗戦日の15日、日本の閣僚の靖国神社参拝強行と政府の歪んだ歴史認識への対応レベルだ。一方、日本政府は韓国との早期首脳会談が消えたという判断に基づき、中国との関係改善を先に模索するという観測が出ている。
16日の中国官営中央テレビ(CCTV)によると、山東省青島港の空母「遼寧」が15日昼、渤海湾に移動したと伝えた。「遼寧」は今後数日間、東海(トンヘ、日本海)海上で艦載機の離着陸と実弾射撃訓練を実施する予定だ。また母艦の夜間機動訓練も行い、総合的な戦力増強を狙っている。「遼寧」の海上訓練は今年3回目。
中国海軍も15日から尖閣諸島(中国名・釣魚島)から近い南中国海(南シナ海)上で実弾射撃訓練を実施中だ。この訓練は18日まで続く。浙江省寧波海事局はこれに関し、「象山沖で強力な海上機動と射撃訓練を行う」と明らかにした。中国海警局も靖国参拝に対する抗議の意味で尖閣領海に海警船を進入させ、監視活動を強化するという。