安倍首相、8・15記念演説で挑発…「隣国に反省」初の削除
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.16 09:01
日本の安倍晋三首相が、光復節であり日本の敗戦日である15日、胸に秘めていた“本心”を露骨にあらわした。
彼はこの日午前、天皇が列席した「全国戦没者追悼式」の記念演説で意図的に挑発した。1993年に細川護煕首相以降一人の首相も8月15日の記念演説で抜かさなかった韓国など近隣諸国に対する反省と哀悼の表現を、丸ごと削除してしまったのだ。
当時の細川首相は、同年8月4日に慰安婦の犠牲者に対して謝罪した「河野談話」が発表されて以後、初めて近隣諸国に対する反省を表明した。さらに侵略戦争と植民地支配を反省して謝罪した村山談話(95年8月15日)が出てきて以降、歴代首相は例外なく「アジア諸国の国民に多大な損害と苦痛を与えたことへの深い反省と共に、犠牲になった方々に謹んで哀悼の意をあらわす」という表現を記念演説の核心として位置づけ固定してきた。安倍氏自身も首相として在任した2007年8月15日の記念演説ではこの表現を使った。