【コラム】安倍政権の「靖国コンプレックス」(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2013.08.14 17:44
8月15日の光復節になれば、いつも議論されるのが日本の過去の歴史反省問題だ。今回の8月15日は安倍晋三首相本人が靖国神社の参拝を押し切る勢いだったが、国際社会の世論の逆風に合って停滞している局面だ。だが安倍内閣の閣僚や自民党議員の参拝は確定的だ。筆者は日本のこうした偏執的な症状を「靖国コンプレックス」と呼びたい。
このコンプレックスは、1985年8月に中曽根康弘元首相が公式に神社参拝をして以来、安倍政権になって絶頂に達しているような感じだ。日本はこれを通じて再武装強化とアジアでの影響力拡大を狙っている。G2(米国・中国)時代を迎えて中国が日本を追い越したことについて先急ぐ性質も敷かれている。これは第2次世界大戦以後に定着した国際秩序に対する正面からの挑戦だ。このような見せかけの形の前でほかの国々が日本の良識だけを信じて静かに座っているには、あまりにその症状が深刻だ。