「中国の成金無礼、耐えられない」…眉ひそめる地球村(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.12 16:28
中国人移民が急増しているニュージーランドは、中国人嫌悪の情緒が拡大して社会問題になった。ベバン・チュアン議会議員は先月、自身のフェイスブックを通じてオークランド地域で中国人移民者を無差別攻撃しろとの右翼分子のビラがまかれているという情報を持っていると明らかにした。またインターネットには毎日「中国人移民はニュージーランドのガンだ。彼らが来て以降、大規模汚染物質が放出されている」という内容の文が掲載されている。現地英文サイトの「interest」は「(中国人の)移民が増えながら不動産価格が高騰して現地の人たちに苦痛を与えている」と伝えた。6月にニュージーランド移民者2300人中、半分が中国人と集計された。
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中国の海外旅行客の中で「醜いチャイニーズ」という厳しい視線を受けるほどの行動をした事例も相次いでいる。先月ドイツのあるホテルで中国人旅行客が食事をしながら大声で話をする事例が頻発するとホテル側が中国人宿泊客全員に「食事中は騒ぐな」と警告した。フランスではルーブル宮殿の噴水台で中国人旅行客が足を洗う写真がインターネットに掲載されるとすぐにフランスのネットユーザーの中国人批判文があふれた。すると中国のあるニュースサイトには「(1860年の第2次アヘン戦争当時)フランス軍人が円明園に火をつけたのは問題なくて、噴水台に足をつけたことだけが問題か」という内容の文が載ってくることもした。このほかにも5月には中国南京の中学生が古代エジプトのルクソール神殿のレリーフに「来て行く」という落書きをした事実が確認されてエジプトメディアの批判はもちろん中国インターネットで中学生の身上嵐で騒動が広がった。結局この中学生の両親が公式謝罪をした後、事件は落ち着いた。