中国人を取り込め…韓国政府が観光客誘致に本腰(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.18 12:04
外国人専用のみやげ物販売店は1987年にできた。88年のソウルオリンピックを控え韓国らしさのあるみやげ物を販売し、ショッピングの便宜も提供しようという趣旨だった。主に高麗人参やのりなど食べ物と化粧品などを売った。だが、この数年間に中国人観光客が急増し、みやげ物販売店は頭痛の種になった。韓国人観光ガイドは低価格の観光商品を購入した中国人観光客を外国人専用みやげ物店に集中的に連れて行き、過度なガイド手数料を支払った販売店側はその負担を観光客に押し付けた。商品の品質が一定でない不満も絶えなかった。「観光韓国」の名前にダメージを与える主犯だった。
韓国政府は年内に関連法の観光振興法施行令を改正し、外国人専用みやげ物販売店制度を廃止する方針だ。観光客に不快感を与える問題点を果敢に取り除くという趣旨だ。文化体育観光部のチョ・ヒョンジェ第1次官は17日、「観光客の動線別に、供給者ではなく利用者の視点から観光の不便を解消する方針だ」と明らかにした。