類鼻疽にチクングニア熱…韓国に難治感染症の襲撃(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.07 14:02
チクングニア熱を媒介する蚊はデング熱ウイルスも媒介する。昨年149人が海外でデング熱に感染した。東南アジアとインドなどで伝染した。症状はチクングニア熱と似ている。関節痛はない。致死率は5%に満たない。しかしデング熱は韓国の土着病に変わる危険がある。媒介するシマカは韓半島南部に生息している。ただまだデング熱ウイルスに感染していないだけだ。疾病管理本部疫学調査課のクォン・ドンヒョク研究官は、「韓国に生息するシマカが海外で感染したデング熱患者の血を吸ってウイルスに感染した後、他の人を刺せば土着病に変わる。フランスがそうだった」と話す。
昨年11月には赤道ギニアで6カ月間暮らした58歳の男性が西ナイル熱に感染した事実が初めて確認された。この病気もやはり蚊が媒介する。デング熱よりも危険だが、この男性は急性弛緩性まひの症状まで現れたが完治した。リケッチアという微生物に属する細菌が媒介するQ熱も2006年以後毎年10人ほどが感染している。突然の高熱と悪寒、激しい頭痛、筋肉痛などの症状を見せる。