【コラム】韓日関係は「くもり時々雨」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.31 09:44
今月18日に東京で開かれた駐日韓国大使館新庁舎開館式に韓国側の韓日議員連盟会長・会長代行は行かなかった。開館式に参加した韓日親善協会中央会のキム・スハン会長は、「いくら国会の日程が忙しかったとしても問題ではないのか。いまは両国ともに議員連盟の機能がまひ状態だ」と残念がった。それでも数年前までは深い対話の窓口が残っていた。独島周辺に対する日本の水路測量計画が大きな外交問題に発展した時、韓国側の文喜相(ムン・ヒサン)ウリ党議長と森喜朗元首相が対話のパイプの役割をした前例(2006年)もある。いまはそうでない。国会議員連盟関係者とともに日本語ができる国会議員を思いつくままに挙げると、キム・テファン、キル・ジョンウ、シム・ユンジョ、ミン・ビョンジュ(セヌリ党)、イ・ナギョン、カン・チャンイル(民主党)議員など10本の指を満たすのも難しかった。
つきつめれば言葉は問題でない。英語でもよく、通訳を使ってもかまわない。とにかく対話が重要だが、いまの雰囲気でははるかに遠い。その上韓国の政治家にとって日本は祝日の記念式に参加するだけでもややもすると雑音が起きる政治的負担が大きい国だ。あえて出ようとしない理由のひとつだ。