朴槿恵次期大統領「韓日関係、過去が未来の障害になってはならない」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.02.15 10:38
朴槿恵(パク・クネ)次期大統領は14日、韓日関係に対して「日本が被害者の苦痛を心より理解する立場に立って考えることを願う」としながら「過去の問題が国民の情緒を刺激して未来指向的な関係に障害になってはならない」と述べた。朴次期大統領はこの日、ソウル通義洞(トンウィドン)執務室で河野洋平(76)元日本衆議院議長に会って「両国がいくらでも未来指向的に発展することができる」と強調した。
これに対し河野元議長は「歴史を直視して真剣に歴史から学ぶという姿勢が重要だ。12年前、東京の駅で日本人を救おうとしたが犠牲になった韓国人青年(故イ・スヒョン)の高貴な行動を契機に韓国人により大きい感謝と信頼・尊敬を持つようになった」と述べた。河野元議長は1993年、官房長官の時に慰安婦問題の強制性と人権侵害を認めて謝罪する内容を含めた「河野談話」を発表した人物だ。