中国の製鉄所との競争激しく…ポスコ実績、悪化の一路
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.26 17:13
ポスコの第2四半期の実績に暗雲が立ちこめた。25日、ポスコが出した第2四半期実績は世界鉄鋼業界が直面している困難をそのまま見せている。ポスコはこの日、第2四半期に韓国内外の子会社実績を含んだ連結基準で売上額15兆6939億ウォン(約1兆3936億円)、営業利益9030億ウォンを記録したと明らかにした。昨年同期より営業利益が4000億ウォンも減少したのだ。特に期待を集めた営業利益“1兆ウォンクラブ”への復帰が難しくなり、象徴的な実績回復の信号も送れなかった。
しかし当初、証券街で展望された7000億ウォン台の営業利益に比べれば相対的にファインプレーだったという分析も出てくる。ポスコ本社の基準実績の場合は売上額7兆7400億ウォン、営業利益7030億ウォンと、やはり昨年同期よりそれぞれ1兆5000億ウォン余り、3500億ウォン余り減少した。
ポスコの経営成果がただ事でないのは、こうした実績下落傾向が2008年の経済危機の時から続いているためだ。連結基準で2005年に27.2%に達したポスコの営業利益率は、着実に下落して今年第2四半期には5.7%にとどまった。本社基準でも同じ期間で32%から9%に急落した。ポスコもこのような状況を勘案してこの日「来年の投資額を今年より1兆~2兆ウォン減らすだろう」と明らかにした。