現代車の生産ライン無断停止、労組幹部に1億ウォンの賠償判決=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.25 13:33
工場稼動を無断で中断させた現代(ヒョンデ)自動車の元労組幹部に1億ウォン(約900万円)余りを賠償しろとの判決が下された。現代車労組の生産施設の無断占拠について裁判所が賠償を命じたのは今回が初めてだ。
蔚山(ウルサン)地方裁判所第4民事部(ソン・イクギョン部長判事)は24日、現代車が元労組代議員のホ某氏(47)を相手に起こした損害賠償請求訴訟で、ホ氏が現代車に1億362万ウォンを支払うよう命じる判決を下した。現代車は、ホ氏が3月21日、蔚山工場の3工場で3時間生産ラインを不当に中止させたことで18億ウォン相当の生産支障が発生したとして、2億ウォンの損害賠償訴訟を提起した。裁判所は民事訴訟法により自白とする判決を下した。被告が答弁書を出さず裁判に出席しなかったため、自白したものと見なしたのだ。ホ氏は「判決を受け入れることはできない」として控訴を準備中だと分かった。