サッカー中国代表の傅博監督代行が洪明甫（ホン・ミョンボ）監督が率いる韓国代表を高く評価した。

中国は２４日、京畿道華城競技総合タウンで韓国と東アジアカップ２０１３の第２戦（ＪＴＢＣ単独中継）を行う。中国は２１日に行われた第１戦で日本と３－３で引き分けた。試合翌日の２２日、中国代表は坡州トレーニングセンター（ＮＦＣ）で軽く練習し、韓国戦の準備に入った。

ここで傅博代行は韓国サッカーの戦力が印象深かったと話した。傅博代行は２３日の中国新浪網に掲載されたインタビューで、「豪州と対戦した韓国のサッカーを見たが、非常に印象深かった。パワーあふれるプレーをする一方、現代式のサッカーも見せ、攻撃も非常によかった。もう少し運があれば韓国が勝つ試合だった」と話した。韓国は大会第１戦で豪州と対戦し、０－０で引き分けた。

新しくスタートした洪明甫監督の韓国代表チームについても、傅博代行は「洪監督はロンドンオリンピック（五輪）で優秀な成績を出した指導者。初戦もそうだったが、韓国は非常に情熱的でありながらも、韓国伝統のスタイルを継承するサッカーを見せた」と評価した。

傅博代行は韓国を追う挑戦者の立場で試合に臨むという考えも明らかにした。傅博代行は「韓国サッカーは速いペースで成長している。一方、中国は成長の速度が遅い。中国は韓国を追う立場」とし「ファンに魅力的な試合を見せたい。韓国は中国に何度も勝ってきたが、それだけに（必ず勝たなければいけないという）プレッシャーもあるだろう」と語った。