<全元大統領家宅捜索>美術館級550点“全氏コレクション”の価値は?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.19 14:31
美術品がまた台風の目になっている。検察が全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領の隠し資産と疑っているからだ。検察が全元大統領夫妻と子ども、親戚などに対する3日間(16-18日)の家宅捜索で確保した美術品だけで計550点以上となる。絵画・彫塑など現代作品だけでなく、陶磁器や屏風・仏像・刺繍など古美術品にいたるまで種類も幅広い。「小さな展示館が一つできるほど」という声も出ている。
検察は全元大統領の私邸で差し押さえた代表的な物品に、貴金属や世帯道具ではなく、故イ・デウォン画伯の1億ウォン(約900万円)相当の絵を選んだ。未納金追徴のための最初のボタンが、隠し資産を利用した全元大統領一家の「アート財テク」をどれほど立証できるかという点であることを示唆する部分だ。