<全元大統領家宅捜索>親戚・側近の保険から資金を追跡
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.19 13:40
全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領一家の資産を調べている検察と国税庁が保険商品に注目している。保険は商品の特性上、満期が長く、他人を受益者(beneficiary、保険金受領人)に決めることができ、相続や資産隠しに利用しやすいからだ。ソウル市も全元大統領の弟・全基煥(チョン・ギョンファン)氏が受益者となっている1億8000万ウォン(約1400万円)相当の老齢年金全額を本人の同意の下で取り立てた前例がある。
検察が最初に保険業界に協力を要請をしたのは先月16日と確認された。蔡東旭(チェ・ドンウク)検察総長の指示でソウル中央地検に全元大統領未納追徴金担当チームが設置されてから3週目だ。生命保険協会の関係者は「全元大統領夫妻の保険加入現況を知らせてほしいという捜査協力公文書を受けた」とし「本人でなければ家宅捜索令状なしに資料を渡せないと回答した」と述べた。