<開城工団会談再開>朴槿恵大統領「日暮れ後に北にとどまるな」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.11 09:35
3カ月ぶりに韓国側に公開された開城(ケソン)工業団地は荒廃した幽霊都市を思わせた。123社の開城工業団地入居企業関係者が北朝鮮を訪問した10日。出入事務所の時計塔は時間が合っておらず、工業団地内の信号は消えていた。歩道ブロックには長さ10~20センチメートルの雑草が生い茂っていた。コンビニエンスストアやガソリンスタンド、事務室はすべて停電状態だった。
500億ウォン(約44億円)をかけて韓国側が作った総合支援センターも同じだった。冷房装置が故障しており、構内食堂内の冷蔵庫には「使用禁止」の張り紙と「封印」の紙がついていた。北朝鮮側管理人2人が封印をはがし冷蔵庫を開けると、中にはマヨネーズなどいくつかの調味料類しかなかった。撤収直前の食料不足を示す場面だ。