北朝鮮、韓国の首都圏狙い新型放射砲を前方配置
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.01 09:38
北朝鮮が最近、前方に配置された旧形放射砲(多連装砲)を新型に交換中であることが30日確認された。北朝鮮の軍事動向に精通している当局者は「北朝鮮が最近、前方に配置された107ミリ放射砲を122ミリと240ミリ放射砲に入れ替えている」としながら「旧型武器を現代化するという次元で分析している」と明らかにした。107ミリ放射砲は射程距離が8~10キロで、主に前方に配置された韓国軍の部隊を狙っている。だが最近、休戦ライン一帯の旧型砲を、射程距離が長く精度も向上した新型に交換しているという話だ。
122ミリ放射砲は最大射程距離が20キロに達し、海州(ヘジュ)や長山串(チャンサンゴッ)などの北朝鮮地域からペクリョン島・延坪島(ヨンピョンド)などの西北都市の攻撃が可能だ。北朝鮮は西北都市と向き合っている北朝鮮軍陣地にも122ミリ放射砲を集中配置しているという。軍当局者は「南浦(ナムポ)近隣に位置した軍需工場で、最近も放射砲生産が活発になっていることを把握している」として「完成品は主に北朝鮮軍4軍団が受け持っている」と付け加えた。