韓国の刑執行停止は年間300人…ほとんどが制度悪用の“合法脱獄”(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.19 15:42
◆有力人物はこの期間に赦免も
最高検察庁によると、毎年300人ほどの受刑者が刑執行停止で釈放されている。昨年は290人の刑執行が停止し、今年も3月までに64人が刑務所の外に出た。刑執行停止対象者には有力人物が数多く含まれている。一部は執行停止期間に特別赦免を受け、特恵をめぐる論争まで起きている。特赦を受ければ、健康が回復した場合に服役する残余刑期を満たさなくてもよい。
朱光徳(チュ・グァンドク)元ハンナラ党議員が09年の最高検察庁国政監査当時に発表した資料によると、朴智元(パク・ジウォン)民主統合党議員、崔淳永(チェ・スンヨン)元新東亜グループ会長、金宇中(キム・ウジュン)元大宇グループ会長、金鎔采(キム・ヨンチェ)元建設交通部長官らが刑執行停止中に特別赦免を受けている。