韓米中の三角圧迫に一歩後退した金正恩(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.07 09:11
◇北対話提案の真正性、今後の動向をさらに見るべき
北朝鮮の談話は、北核問題などがテーブルにのぼる米中首脳会談(7日、米カリフォルニア)が差し迫っている状況から出てきた。南北対話を提案することによって、中国の負担を減らしてやる格好だとの観測も出てきた。先月末、崔竜海(チェ・ヨンヘ、総政治局長)北朝鮮特使を通じて把握した習近平主席ら中国指導部の北朝鮮に対する冷たい雰囲気が反映されたものと見られる。
5月初め、韓米首脳会談で対北朝鮮政策共助を確認したのに続き、米中首脳会談、今月末の韓中首脳会談でも韓半島非核化のための圧迫が強まるだろうという展望も考慮される。韓国・米国・中国の三角共助は軍事分野まで拡大している。韓米連合訓練で米最新鋭武器体系が韓半島に総出動し、韓国軍合同参謀議長が軍用機で訪中するなど韓中軍事交流も速度がついている状況だ。