韓国政府の創造経済アクションプラン…現場は「内容不足」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.06 14:06
成長動力を発掘するための努力も多様化させる。政府研究開発(R&D)投資のうち基礎研究の比重を今年の36%から2017年には40%に拡大して、未来挑戦型の冒険研究事業と革新跳躍型の研究開発事業を通じて創意的・挑戦的な研究を活性化する。また研究者が研究成果を事業化する場合、これを積極支援することにした。地域経済を活性化するために地域別に特化した産業分野に対して創業支援ファンドと連係した技術の事業化を総合的に支援することになる。5000億ウォン(約443億円)規模の未来創造ファンドをつくり創意的なアイディアが市場性の大きな特許につながるように今年中に2000億ウォン規模の特許投資ファンドもつくる。
こうした創造経済実現のための大きな絵が提示されたが、産業現場の雰囲気は明るいばかりではない。セヌリ党の非常対策委員をしたベンチャー企業クラッセスタジオ(classestudio)のイ・ジュンソク代表は「創造経済発表の核心は創業と融合だが、これは業界ではすでに5年前から行ってきた話」として「むやみに教育によって単純なソフトウェア技術者を量産するのではなく、創意性のある人材が適切な保障を得ることができる技術環境生態系を構築するのが重要だ」と話した。