柳賢振（リュ・ヒョンジン、２６、ＬＡドジャース）がメジャーデビュー後、初の完封で今季６勝目をマークした。

柳賢振は２９日、米ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われたＬＡエンゼルスとの地域ライバル戦に先発し、完封で３－０の勝利に貢献した。今年メジャーに進出した柳賢振の初の完封勝利。投球数は１１３球で、２被安打、７奪三振、無四死球と好投した。防御率は２．８９となった。

韓国人メジャーリーガーの完封勝利は０６年の朴賛浩（パク・チャンホ、引退）以来７年ぶり、「９イニング完封勝利」は０５年の金善宇（キム・ソンウ、当時コロラド）以来８年ぶりの記録だ。

朴賛浩はメジャーで通算４７６試合（先発２８７試合）に登板し、３回の完封勝利を記録した。完投は１０回。朴賛浩は００年９月３０日のサンディエゴ戦でメジャー初の完封勝利をマーク、０１年７月１９日のミルウォーキー戦では９イニングを２被安打、無四死球で、２度目の完封勝利をつかんだ。０６年６月３日にはサンディエゴ所属で、雨のため６回コールドゲームとなったピッツバーグ戦で完封した。

金善宇は０５年９月２５日のサンフランシスコ戦で９イニングを３被安打無失点に抑えた。