【時論】農漁村の医療空白の解決法、日本の例で探す(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.28 10:56
公衆保健医師が不足し、農漁村の医療の穴が大きくなっているという。農漁村の医師不足は7、8年前から予測されてきた。医科大学の新入生に女子学生が増え、医学専門大学院の影響で公衆保健医師になる医大生は減少すると見込まれていた。公衆保健医師中心の農漁村の医療体系が限界に直面している。この機会に公衆保険医師制度を根本的に見直す必要がある。
公衆保健医師の代わりとなる医師をどう育成すればよいのか。日本は都市化・高齢化はもちろん、農漁村の医師不足も韓国より先に経験しているため、良い例を提供している。1972年から自治医科大学で中央・地方政府が協力し、農漁村の医師を育てている。私たちもこうした医大を設立すればよいが、医師集団が「今でも医師があふれているのに、いかなる形であっても医大を増やすべきではない」と反対する。