<韓国地下鉄部品破損>インドでも問題…6カ月間、列車運行を中断
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.15 10:46
昨年3月、インドのデリー空港鉄道でもドイツB社のレール締結装置核心部品である“テンションクランプ(レールクリップ)”が問題を起こして社会問題になった。偶然にも今回の新盆唐(シンプンダン)線で破損したものと同じ製品だった。インドメディアによれば当時テンションクランプ約1万1000個にクラックが発見されたが、デリーメトロ鉄道公社が部品だけをずっと交換しながら列車運行を押し切った。こうした事実がインド鉄道局傘下の『鉄道研究・設計および標準機構(RDSO)』の調査過程で明るみに出た。
RDSO報告書によれば、テンションクランプに欠陥が発見された後、通常時速105キロで運行していたデリー空港鉄道は、速度を80キロに落として運行していた。さらに大きな問題は、クラックが生じた部品を新しいものに交換したが数カ月足らずで再びクラックが発生したという点だ。報告書はまた、鉄道局がデリー鉄道公社側に数回安全問題を指摘して対策準備を促したが、公社側はこれを無視して運行を継続してきたと暴露した。