金正恩「韓米が報復する口実を与えるな」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.01 08:35
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記最高司令官が3月の1カ月間に対南挑発威嚇を高める極言を繰り返した。先月7日に延坪島(ヨンピョンド)の向かいにある長財島(チャンジェド)・茂島(ムド)防御隊を訪問し、「全面戦争を開始する万全の準備ができた」と公言したのをはじめ、11日間にわたり最前方・特殊部隊を訪問する強行軍を行った。対南浸透専門担当11軍団(旧軽歩兵教導指導局)配下部隊では青瓦台(チョンワデ、大統領府)を打撃目標に定めた作戦地図の前で「対象物を掌握しつぶしてしまえ」と指示した。
このような公開の動きとは異なり、金正恩は内部的には最前方部隊に「銃声ひとつ出ないよう警覚心を持って戦闘勤務態勢に臨め」という秘密命令を下したと情報関係者らが31日に伝えた。北朝鮮事情に精通した人々によると、金正恩は最近「南朝鮮(韓国)と米帝がわれわれに報復を掲げて攻撃する口実を与えないように留意せよ」という指示を下した。