【BOOK】コンプレックスのかたまり韓国人、理解してみれば幸せなこと(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.03.25 17:56
コンプレックスは「何か足りなかったり度が過ぎたりする外的な条件よりもさらに奥深いところで、私たちの意識と無意識を振り回す」という。コンプレックスは私たちを困らせるけれども、同時に私たちを成長させる。だからコンプレックスを抑圧して否定するよりも、それを理解して克服する時、新しい人生のエネルギーになりうるということだ。韓国人にさまざまなコンプレックスが多いということは、それだけ多様な可能性が存在するという意味として理解しろ、というこの教授の要請は、まるでお母さんの心のように切実に見える。
中央日報日曜版の『中央SUNDAY』に連載している「イ・ナミの心のぞき」17、18日紙面でもこの心を確認することができる。両親の弱点と子供の自発性を認めてあげれば、あまりに完ぺきな両親の下で育ち、ぜい弱で依存的になるよりもかえってましだということだ。