【コラム】韓国もサイバー戦争に備えるべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.03.25 16:09
最近、韓国国内でまた主要機関に対するサイバー攻撃があった。金融機関や報道機関など長期間まひすれば大混乱につながる社会の急所が攻撃されたという点は深く懸念される。
韓国でのサイバー攻撃が施設のまひに主眼点を置いたものなら、最近の米国社会を揺るがしているのはネットワーク侵入だ。これまでは株価やイメージを心配して企業がサイバー攻撃を受けても隠してきたが、先月ニューヨークタイムズが攻撃されたという事実を報道機関の義務レベルで自ら明らかにし、社会的な議題になった。その結果、ワシントンポストやロイターに対する攻撃、さらには一般企業に対する攻撃が行われてきた事実が明らかになった。この過程で非常に精巧な技法を使うハッカー集団が確認された。ハッカー集団は政府傘下機関はもちろん、防衛産業企業ロッキードマーチンから飲食料企業のコカコーラにいたるまで、多くの会社や団体140カ所以上を攻撃した。あるセキュリティー会社が最近、報告書で、中国人民解放軍をその背後にいると指摘し、米中葛藤にまで発展する様相になっている。