「東海」を世界に知らせた韓国のサイバー外交使節団「VANK」(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2012.09.06 16:16
3%から30%に。1999年に活動を始めたVANK(=Voluntary Agency Network of Korea)の13年間の歳月を圧縮した数値だ。純粋民間団体のVANKの活動を起爆剤に、世界は「東海(トンヘ、日本名・日本海)」を認知し始めた。当時、世界の主要機関・地図制作会社・出版社の97%は、韓国の東海を「日本海」と表記していた。現在は30%が東海と日本海を併記している。
VANKの底力は世界各国で活躍する約10万人の会員から生まれる。会員は自発的に主要機関に韓国関連情報の訂正を要請する。99年に結成されて以来、会員数は毎年増加し、最近のように韓日関係が悪化すれば加入者はさらに増える。毎月、会員1000人が登録している。このうち約30%は加入費3万ウォン(約2000円)を出して活動する正会員だ。全国の小中高校に結成されたVANKサークルは440余り。青少年はほとんど正会員として加入し、韓国を知らせる活動をする。