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米軍B52爆撃機、きょう韓半島飛行訓練…北朝鮮を圧迫

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.03.19 09:53
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米軍が19日、韓半島地域でB52戦略爆撃機を動員した飛行訓練を実施する。韓国を訪問中のカーター米国防副長官は18日、金寛鎮(キム・グァンジン)国防部長官と昼食を兼ねた会談を行った後、「北朝鮮の威嚇が続いているが、米国の韓国防御意志は変わらず、確固たる防衛公約は維持されている」と述べ、このように明らかにした。

B52は1950年代にソ連に対する米国の核攻撃のために開発された爆撃機。その後、性能のアップグレードが続き、今でも米空軍の主力となっている。全長48メートル、幅56.4メートル、重量221・35トンの大型爆撃機で、最大航続距離が1万6000キロにのぼる。特に最高高度が16.7キロ(5万5000フィート)と、対空砲火が届かないところで大量爆撃が可能で、“空を飛ぶ要塞”とも呼ばれる。24メガトン(1メガトン=TNT100万トン)級水素爆弾4発と核弾頭搭載が可能なAGM-86B巡航ミサイルを搭載している。

 
カーター副長官は「米国は(韓国に対する)核の傘提供を通じた拡張抑止に多様な意志と公約を持っている」とし「米国のあらゆる可能な能力を韓米同盟に注ぐ環境を保障するようにする」と述べた。核の傘による拡張抑止力とは、核を保有しない同盟国が核攻撃を受ける場合、米国の核を利用して報復する意志を明らかにすることで、相手の核攻撃を抑止するという戦略。

この日の会談でカーター副長官は「米国の予算問題にもかかわらず、韓国に増援される戦力には優先順位を与える」という意向を明らかにしたと、国防部当局者は伝えた。しかしこの当局者は、韓国の在韓米軍防衛費分担金引き上げ交渉に関する議論があったかどうかについては言及しなかった。米国防総省はこの日、「カーター副長官がセクエスター(米国連邦政府の予算自動削減)による国防予算縮小、予算減少がアジア太平洋地域軍事再配置戦略に及ぼす影響について議論した」と述べ、米国防予算縮小による韓米防衛費分担問題が会談で議論されたことを示唆した。米国側は10月から適用される防衛費分担金交渉で、韓国政府が50%以上(約1兆ウォン)を負担するべきだと要求している。

カーター副長官に続き、米国の対北朝鮮金融制裁を総括するコーエン財務次官(テロ・金融犯罪担当)も19日に訪韓し、対北朝鮮制裁問題を議論する。韓国側の李度勲(イ・ドフン)外交通商部北核外交企画団長が17日、米国を訪問したのに続き、6カ国協議の米国側首席代表であるデービース北朝鮮担当特別代表は19日からロシアとドイツを相次いで訪問する予定だ。北核問題の出口を見いだすための圧力と対話の動きが活発になる様相だ。

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    米軍B52爆撃機、きょう韓半島飛行訓練…北朝鮮を圧迫

    2013.03.19 09:53
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    金寛鎮(キム・グァンジン)韓国国防部長官(前列左側)が18日、ソウル竜山(ヨンサン)国防部庁舎を訪問したカーター米国防副長官と一緒に会談場所に移動している[写真=共同取材団]。
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