韓米合同キー・リゾルブ訓練開始「北の挑発時には実際対応」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.03.11 08:48
韓米合同訓練を口実に北朝鮮の軍事的威嚇が高まっている中、韓米両国軍指揮部は11日0時から「2013キー・リゾルブ演習」に突入した。北朝鮮は5日、「11日から休戦協定を白紙化する」という最高司令部報道官声明をはじめ、7日には核攻撃威嚇、8日には不可侵協定破棄と板門店(パンムンジョム)の活動中断などで緊張を高め、11日を挑発Dデーと宣言した。
朝鮮労働党機関紙の労働新聞も10日、「前線軍集団をはじめとする陸海空軍部隊と戦略ロケット部隊などは最後の突撃命令だけを待っている。多種化されたわれわれ式の精密核打撃手段も万端の戦闘動員態勢にある」と威嚇した。韓国軍関係者は、「キー・リゾルブ演習は韓米連合軍の作戦遂行能力向上と有事の際の米軍増援戦力の韓半島展開を演習するための防衛目的の例年的な訓練だ。21日まで計画通り進めるだろう」と話した。同関係者は、「訓練期間中に北朝鮮の挑発がある場合にはただちに訓練状況を実際の状況に切り替え北朝鮮の攻撃に対応するだろう」と付け加えた。