バランスを追求する習近平…日本通の王氏が外相に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.03.18 10:56
中国が、米国やアジア周辺国との均衡外交を狙った新しい外交ラインを編成した。北核問題や周辺国との領土紛争はもちろん、米国のアジア回帰戦略に積極的に対応するための布石だ。
全人代は16日、李克強首相が指名した楊潔チ外相を外交担当国務委員(副首相級)に、王毅・台湾事務弁公室主任を外相にそれぞれ決めた。全人代はまた、王外相をはじめとする25部署(省庁級)の部長(長官)についての選任を終えて習近平国家主席―李克強首相体制の内閣編成を終えて16日に閉幕した。習国家主席はこの日の閉幕式演説で「中国式社会主義で中華復興の道を歩いていくべきだ」と強調した。