台湾総統「釣魚島問題でICJに行くべき」…自縄自縛の日本
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.08.23 08:59
韓国政府を相手に「独島(ドクト、日本名・竹島)問題を国際司法裁判所(ICJ)に提訴する」と攻勢をかけた日本政府が台湾政府の介入で自縄自縛の危機にさらされている。台湾の馬英九総統が21日、尖閣諸島(中国名・釣魚島)問題をICJなどで取り上げなければならないと明らかにしたためだ。
台湾メディアによると馬総統はこの日、NHKとのインタビューで日本が独島問題をICJに付託しようと韓国政府に提案したことを挙げ、「釣魚島問題を同じ方式で処理する機会があるかもしれないが、国際法ないし平和的方法で紛争を解決しなければならない」と話した。馬総統のインタビューは東中国海で中国・台湾・日本による領有権紛争が激しくなる中で出てきたもので関心を引いた。馬総統は、「日本はこれまで釣魚島領有権紛争が存在するという事実を認めなかった。これを再び否定するならば釣魚島問題はさらに複雑になりかねない」と警告した。