北朝鮮、ソウルとワシントンを「火の海にする」と威嚇(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.03.07 08:52
北朝鮮が6日、核打撃でソウルとワシントンを火の海にすると威嚇した。これに対応し韓国軍も挑発してくる北朝鮮の師団または軍団指揮部まで軍事的に懲らしめると明らかにするなど南北間の緊張が高まっている。
北朝鮮の労働新聞はこの日、「米国と傀儡好戦狂どもは終局的破滅を覚悟せよ」という題名の1面記事で「最高司令官(金正恩)同志が最終署名した作戦計画により全面対決戦に進入した状態。米帝が核兵器を振り回せばわれわれは精密核打撃手段でソウルだけでなくワシントンまで火の海にするだろう」とした。これは北朝鮮軍将官チョン・ヒョンイルの発言だと労働新聞は伝えた。これとともに「まだ世界が知らないわれわれ式の精密核打撃手段で対抗するだろう」と強調した。労働新聞はまた、会員数が500万人に達するという金日成社会主義青年同盟のチョン・ヨンナム委員長が「敵を撃滅掃討し済州島漢拏山(チェジュド・ハンラサン)に元帥の星が輝く最高司令官旗と共和国旗を高くはためかせる」と話したと報道した。5日に対南工作総責任者とされる金英哲(キムヨンチョル)軍偵察総局長が休戦協定破棄と板門店(パンムンジョム)代表部の活動中止を発表したのに続き2日にわたり韓国と米国に対する威嚇レベルを高めている。