<WBC>永遠のライバル、韓国・日本(1)…「あの時のあの本塁打とバント」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.03.02 15:50
「ああ。またその話? あの瞬間は体の重心が下半身に残っていた。だから打球が曲がらずそのまま…」。
韓大化(ハン・デファ)起亜2軍監督(53)は「あの時のあの本塁打」について今でもよく質問を受ける。初めて会った記者からも、屋台の隣の客からも、1982年9月14日のことについて尋ねられる。第27回ソウル世界野球選手権大会。日本との優勝決定戦で、眼鏡をかけた細身の打者が放った8回の逆転3ランは、まだ韓国人の胸の中を飛び回っている。その後、韓大化はヘッテとLGの4番打者として活躍し、昨年までハンファ監督を務めたが、オールドファンの胸に長く響いているのは、ソウル蚕室球場の左翼ポールに当たったあの時の一発だ。