韓米が軍事作戦計画協議を中断…北先制打撃めぐり隔たりか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.02.19 08:43
2015年に戦時作戦統制権(戦作権)が韓国軍に移譲された後、北朝鮮の急変事態が発生すれば適用する予定だった韓米両国の軍事作戦計画(作計5015)協議が中断したと、複数の軍関係者が18日明らかにした。
作計5015は現在の作計5027の代わりとして両国が2010年から議論してきた。作計5027は、米軍の迅速な抑制戦力配置(第1段階)、北朝鮮戦略目標の破壊(第2段階)、北進および大規模上陸作戦(第3段階)、占領地の軍事統制確立(第4段階)、韓国政府主導での韓半島統一(第5段階)で構成されている。
政府当局者は「戦作権転換後には韓国軍が作戦を主導し、米軍が支援する概念として、作計5027に代わる作計5015を協議してきた」とし「作計5015に概念計画5029を含め、69万人の米軍投入兵力を増員することで合意するなど議論に弾みがついていたが、最近になって協議が暫定中断された」と明らかにした。