韓米が「北核施設先制打撃」議論へ…今月中に実務接触(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.02.05 08:51
北朝鮮の3度目の核実験が迫った中、韓国と米国が北朝鮮に対する制裁の強度を高め、核使用の動きが確認される場合、核施設先制打撃を含む軍事的対策を用意する方針だと、韓国政府当局者が4日明らかにした。
政府当局者は「北朝鮮が核実験をする場合、韓米拡張抑制委員会(EDPC)で、軍事行動を含め、北朝鮮に打撃を与えられる、より強い実質的な戦略を立てる必要がある」とし「今月中に米国との実務級接触で議論した後、上半期中に次官補級接触を行う予定」と述べた。EDPCとは、韓米国防長官が北朝鮮の核拡散を防ぐため、外交的な制裁と軍事的な対応態勢を議論する協議体をいう。
09年3月に金泰栄(キム・テヨン)合同参謀本部議長候補者が国会聴聞会で、北朝鮮の核施設に対する先制打撃の考えを表したが、この問題を韓米間で公式議論すると明らかにしたのは今回が初めてだ。