朴槿恵次期大統領「韓日関係、過去が未来の障害になってはならない」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.02.15 10:39
河野元議長は朴次期大統領との面会直後、韓国・日本フォーラム特別講演で、98年金大中(キム・デジュン)大統領と小渕恵三首相が発表した「21世紀新しい韓・日パートナーシップ共同宣言」についての秘話を公開した。それによると金元大統領は「日本が植民地支配に対して明確に謝罪の意を一度だけ文書で表明すればもう二度とこうしたことを要求しない」と要求し、当時の小渕首相が応じたと明らかにした。河野元議長は「日本の植民地支配に対してその時(98年)まで日本側の明確な文書による謝罪がなかったことは不当な処置であった」として「日韓関係を安保と経済的利害関係だけでなく、孟子が話した仁義を基に構築しようとしたとすれば、これは必ず必要なことだった」と話した。続いて「日本は対等な立場というよりは軍事力を背景に韓国を植民地化して真の友人としての信頼関係ではなく、日本の価値観を強要した歴史的事実を真剣に直視してはっきりと反省することが必ず前提にならなければならない」と力説した。
65年に締結された韓・日基本条約に対しては「日本の植民地支配に対する謝罪文面と請求権による賠償も規定されなかった」として「当時、韓国国内で反対世論があったが、当時の朴正煕(パク・ジョンヒ)大統領が戦略的に大きい決断をした」と評価した。彼は靖国神社参拝を繰り返した小泉純一郎元首相が当時の金大中大統領に「『誰でもが参拝できる』新しい国立慰霊施設を建設すると口頭で約束しても日本政府がまだこれを守らないでいるのは人義に反する処置で、日本政府ははやく実行に移さなければならない」と促した。
朴槿恵次期大統領「韓日関係、過去が未来の障害になってはならない」(1)