円安・北米販売好調で勢いづくトヨタ(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2013.02.08 15:04
日本を代表する自動車企業トヨタが復活している。リコール事態の後、品質イメージを回復し、北米で販売好調が続く中、円安効果まで重なった。特に、日本のソニーやシャープが次々と大規模な営業赤字を出しているのとは対照的だ。
トヨタは昨年、970万台(推定値)の新車を販売(前年比22%増)し、米ゼネラルモーターズ(GM、929万台)を抜いて世界自動車1位を奪還する見込みだ。2011年は円高と東日本大震災による生産減少に苦しみ、GMと独フォルクスワーゲンに次ぐ3位となった。トヨタのこうした躍進は米国市場の販売回復のためだ。昨年トヨタの米国販売台数は前年比で29%増えた。