韓国の現代自動車労組、オバマ米大統領に労使問題解決求める…“ナンセンス”
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.01.14 09:38
社内下請け労働者全員の正社員化を要求し座り込みをしている現代自動車非正規職労組蔚山(ウルサン)支部が9日、米オバマ政権の公式な立場を聞くとしてホワイトハウスのインターネット請願ページ「ウィ・ザ・ピープル」に文を載せ署名運動を行っている。労組は、「鄭夢九(チョン・モング)現代自動車会長が最高裁の判決を履行せずにいることに対するあなたの立場を表現して下さい」という題名の文を載せた。韓国で起きた労使問題を米国政府に請願するとして文を載せたのだ。
「ウィ・ザ・ピープル」はオバマ政権が市民の政治参加と意思表明の自由を保障するために作った一種の政策意見掲示板で、ネットユーザー2万5000人以上が同調の意思を示せば米国政府が公式な立場を出すようにされている。下請け労組がこの文に対する同調意思を問う期限は2月8日までで、13日午後5時10分現在同調の意向を伝えたネットユーザーは84人だ。「ウィ・ザ・ピープル」サイトは米国内の郵便番号を入力し名前だけ書けば簡単に書き込むことができ、掲示者が米国市民なのかどうかに対する確認手続きはない。