【時視各角】あきれる「サムスン・現代自動物園」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.11.13 11:39
このところ世界で一番ホットな企業はアップルとユニクロだ。先週末に世界のユニクロはお客であふれた。3億枚を売り尽くした怪力の「ヒートテック」を9900ウォンで割引販売したためだ。商品は品切れとなり、「お金を払っても買えない」というわめき声が振動した。アップルもあらゆる中傷が浴びせられているが依然として世界最高の企業だ。第3四半期の営業利益率も30%を超える威厳を誇る。ユ・チャンヒ同伴成長委員長は、「アップルは同伴成長の模範企業」と称賛した。一方、サムスン電子と現代・起亜自動車は「○○動物園」といじめられている。果たして公平な待遇だろうか。
すでにiPhoneを生産する中国フォックスコンの工場の低賃金・長時間労働は広く知られている。1%台の営業利益率に耐えられないフォックスコンは単価引き上げを要求するほど怒っている。最近日本では「iファクトリー(アップルの納品業者)の呪い」が広まっている。日本の経済誌週刊ダイヤモンドによると、中堅企業のシコーはiPhone用自動焦点モーターを納品した後興奮した。「生産量を増やせ」という督促に生産ラインとクリーンルーム増設に力を入れた。だが、1日で注文はすべて消えた。アップルが競合会社のアルプス電気に発注先を変えてしまったのだ。シコーは経営破綻し民事再生法の適用を申請した。