北朝鮮、追加核実験の可能性も…立つ瀬のない韓国外交の危機(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.12.13 13:39
28歳の北朝鮮の指導者・金正恩(キム・ジョンウン)が国際社会の反対にもかかわらず、12日、長距離ロケット「銀河3号」を打ち上げた。この日午前9時49分、平安北道東倉里基地で発射されたロケットは米国・中国を狙った北朝鮮の政治的武力示威と解釈される。許文寧(ホ・ムンヨン)統一研究院北朝鮮研究センター所長は「ロケット発射は米国と中国を狙った金正恩のメッセージだ。より多く譲歩しろということだ」と述べた。
これを受け、先月初めの共産党第18回大会でスタートした中国の習近平(59)体制、そして来月2期目を迎えるオバマ(51)米政権は同時に外交的難題を抱えることになった。権力世襲1年目の金正恩が主要2カ国(G2)のリーダーシップ交代のスキをついたことで、韓半島と北東アジア情勢には荒波が起こる見込みだ。