【時論】北ミサイルと韓半島危機(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.12.05 15:30
北朝鮮が金正日(キム・ジョンイル)の遺訓として、また長距離ロケットを発射する予定だ。1基当たり2億ドル以上の費用がかかる長距離ロケットを1年に2回も実験発射する異例の動きだ。金正日の遺訓は、いかなる場合でも米国本土を攻撃できる大陸間弾道ミサイル(ICBM)を完成しろというものではないかと考える。
それは金正日の遺訓であり金日成(キム・イルソン)の夢だ。韓国戦争(1950-53)で国連軍の介入のため赤化統一に失敗した金日成は1965年、特殊武器製造のためのエンジニアを育成する咸興軍事学院の開院演説で、第2の韓国戦争が始まればまた米国と日本が介入するはずであり、これを防ぐためにはその心臓を狙う長距離ロケット部隊が必要だと力説した。