中国白酒から環境ホルモン…業界は1年以上も隠蔽
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.11.21 15:46
中国の低質食品恐怖が酒類にまで広がっている。 中国の代表的な白酒から基準値の最高8倍にのぼる内分泌撹乱物質(環境ホルモン)が検出されたが、関連業界はこれを是正せず1年以上も隠蔽してきたことが明らかになった。
中国財経新聞の電子版「21世紀網」は19日、中国酒類協会が昨年6月、市中に流通する白酒のサンプルを確保して検査した結果、可塑剤の含有量が最高2.32ミリグラム/キロ、最低0.495ミリグラム/キロ、平均0.537ミリグラム/キロ検出されたと報じた。 昨年6月に中国衛生部が公布した食品添加剤関連法は可塑剤許容値を0.3ミリグラム/キロ以下と規定している。 したがって、中国のすべての白酒に基準値以上の可塑剤が含まれていて、可塑剤の含有量は基準値の最高8倍、平均でも2倍になるということだ。 可塑剤含有量は高級白酒であるほど高かった。