燃費マーケティング展開の現代自、北米での販売に影響か(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.11.05 09:04
一部では「2009年末から2010年初めのトヨタ大規模リコール事態のデジャブ」という評価も出ている。当時加速ペダルの欠陥でトヨタが1400万台をリコールすると米国メディアは「トヨタが持っていた‘“安全と高品質のリーダー”というイメージが脅威を受けている」という報道を連日伝えた。これによってトヨタは米国市場で深刻な打撃を受けた。
現代・起亜自動車は補償策を出すなど事態が拡大しないよう努めている。該当車両を購入した90万人の消費者に1年当たり88ドルほどを補償するというものだ。
現代・起亜自動車が補償を急いで発表したのは、「信頼を守る」という点のほか、大規模集団訴訟に拡大する可能性を遮断するための布石もある。実際、2月に米ロサンゼルスの裁判所は、ホンダが2006年型「シビック・ハイブリッド」の燃費を誇張する広告を出し消費者に被害を及ぼした点を認め、この車を購入した告訴人に9867ドルを支給するよう判決した。