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韓国式教育の「奇跡」…ニューヨーク学校が米全域に拡大へ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.10.29 11:35
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6月に学校で開かれた「韓国の夜」行事で、鳳山仮面劇の公演を終えた生徒が観客にあいさつをしている。[中央フォト]
韓国式の教育を通じて米ニューヨークの貧民街ハーレムでニューヨーク・ニュージャージー州最高の名門に生まれ変わったデモクラシー・プレップ・チャータースクールがまた「奇跡」を起こした。現在デモクラシー・プレップがニューヨーク州の6校に導入している韓国式の教育を、今後5年間に米全国21校に広めるため、米国連邦教育部が910万ドルを支援することにしたのだ。財政赤字のために教育予算を大々的に削減してきた米教育省がある学校財団に巨額の支援金を出すのは極めて異例だ。

「チャータースクール」は自律型公立学校。生徒は地域から抽選で選ばれ、すべての予算は政府から支援されるが、運営は自律的に行える。デモクラシー・プレップは韓国で英語の教師をしたセス・アンドリュー校長(32)が06年に設立した。韓国語は必修課目で、鳳山仮面劇・テコンドーはもちろん、韓国式の礼節も教えている。

生徒は全員が黒人・ヒスパニック系で80%が低所得層だが、昨年のニューヨーク州高校生卒業試験で上位5%に入る名門に浮上し、米教育界を驚かせた。この学校の昨年の卒業試験通過比率は英語99%、数学98%だった。

アンドリュー校長は「韓国人生徒が1人もいないハーレム学校が韓国式教育でニューヨークの名門に浮上し、米教育省も大きな関心を見せている」とし「今後ニューヨーク・ニュージャージー州はもちろん、米全域にデモクラシー・プレップの韓国式教育を広めていく計画」と述べた。

デモクラシー・プレップの成功事例は国際的にも知られている。26日(現地時間)には英国教育財団フューチャーリーダーズの参加団が訪問して見学した。フューチャーリーダーズのリン・フライア理事は「生徒の未来のために自分の時間を100%投資しようという意思がない教師は採用をしないという校長の説明が印象的だった」と述べた。

この学校は教師の責任を強調するだけに、生徒が教師を尊敬するよう厳しい規律も設けられている。教師に対する分別のない言行は許されない。午後3時には授業が終わる一般公立学校とは違い、この学校は午後5時までさまざまな放課後授業がある。

デモクラシー・プレップが米教育省から予算支援を受けられるよう支援したハーレム出身のチャールズ・ランゲル連邦下院議員は「1950年に韓国戦争(1950-53年)に参戦し、廃虚となったソウルを離れてから、ずっと心が重かった」とし「教育に対する韓国人の情熱がハーレムで新たな奇跡を生んでいるというのが誇らしい」と述べた。

一方、デモクラシー・プレップの高校卒業予定生徒38人は今年初めて韓国へ修学旅行に行く。生徒はニューヨーク中央日報と韓流スターのイ・ヨンエさんらの後援で、来月8日から2週間、韓国全国を回る予定だ。

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