【社説】対北朝鮮抑止力を強化した韓米ミサイル合意(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.10.08 14:12
韓米間のミサイル交渉が妥結した。 韓国政府はおよそ2年間にわたる交渉の末に米国と合意した新しいミサイル指針を、「ミサイル政策宣言」という名前で昨日、公式発表した。 11年ぶりの改定となる。 北朝鮮の脅威に実質的に対応できるレベルまでミサイル能力を向上させられる転機が用意されたという点で評価できる。 北東アジアの変化した安保の現実を勘案すれば十分ではないという見方もあるが、国際政治の現実を考慮すれば最善ではなくても次善の成果はある。
改定された指針に基づき、韓国が開発・保有できる弾道ミサイルの射程距離は従来の300キロから800キロへと大幅に延長された。 中国や日本など周辺国を刺激せず、羅津・先鋒など韓半島の最北端まで、北朝鮮全域が射程距離に入る弾道ミサイルを開発できるようになったということだ。