ＬＧ電子の戦略スマートフォン「オプティマスＧ」が公開された。

ＬＧ電子は１８日、ソウル弘恩洞グランドヒルトンホテルコンベンションセンターで「オプティマスＧ」を発表し、韓国国内移動通信３社を通じて早ければ来週から販売すると明らかにした。 海外市場販売は１０月の日本をはじめ、北米へと拡大する計画だ。

オプティマスＧは使用者が便利に新しい機能を利用できるよう設計した「ユーザーエクスペリエンス（ＵＸ）」が特長。 例えばＱスライド機能では、動画を視聴中、画面を変えなくても、ボタン一つで動画が背景画面として再生される。 ウェブサーフィン・チャットと動画視聴を同時にできる。 スマートフォンをテレビにつないで両画面で異なるスマホアプリを実行できるデュアルスクリーンデュアルプレー機能も新たに追加した。

朴鍾碩（パク・ジョンソク）ＬＧ電子ＭＣ事業本部長（副社長）は「世界最高の携帯電話をつくろうという考えで１年前から開発し、最も重点的に悩んだ部分が“実用的なＵＸ開発”だった」とし「機能を見せるだけで実際には使用しないＵＸは必要ない。 今その努力の結果を見せる」と述べた。

具本茂（ク・ボンム）会長の指示に基づき、ＬＧグループ内の系列会社が総動員され、“会長フォン”“具本茂（Ｇ）フォン”と呼ばれるオプティマスＧには、ＬＧグループの技術が総動員された。 １３００万画素のカメラはＬＧイノテック、カバーガラス完全一体型タッチ工法を適用したＴｒｕｅ　ＨＤ　ＩＰＳ＋ディスプレーはＬＧディスプレー、大容量バッテリーはＬＧ化学が協力開発した。 これを立証するかのようにオプティマスＧの発表行事には、印裕盛（イン・ユソン）ＬＧディスプレー副社長、ＬＧ化学の金鍾現（キム・ジョンヒョン）専務、ＬＧイノテックの李燦ボク（イ・チャンボク）専務をはじめとする系列会社の役員が出席した。 朴鍾碩副社長は「みんなで一緒に運命をかけて挑戦しただけに、市場でも同じ姿勢で臨むことになるだろう」と述べた。

オプティマスＧの予想販売量は発表されていない。 朴鍾碩副社長は「年初に出したＬＴＥフォン８００万台を含め、計３５００万台のスマートフォン販売という目標は依然として有効だ」とし「７－９月期以降に新製品の効果が表れるなど挑戦は続く」と述べた。