サムスン電子の李健煕会長、長男同伴でアジア富豪・李嘉誠氏と会談
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.09.12 10:53
李健煕(イ・ゴンヒ)サムスン電子会長(70)が11日、李嘉誠(リー・カーシン)長江グループ会長(84)に会った。香港の金融中心地クイーンズロードセントラルにある長江豆センター内の迎賓館でだ。2人が会ったのは今回が初めて。両会長は昼食を兼ねて会談し、携帯電話、LTE通信網の構築、プラント・建設・エンジニアリング部門での協力を強化することにした。財界の関係者は「韓国最高企業と中華圏最大企業を率いる両経営陣が緊密な関係を形成したという点で注目される」と解釈した。
この日の会談には双方の会長の長男も同席した。両グループで主要事業を主導している李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子社長(44)と李沢鉅(ビクター・リー)グループ副会長(48)だ。李沢鉅氏は長江グループ主力企業である不動産投資会社長江実業の株式を40%、カナダに上場された石油会社ハスキーエナジーの株式を35.5%所有する李会長の後継者。財界の関係者は「後継にいたるまで両グループが主要事業分野で協力を続けようということのようだ」と述べた。さらに両グループの核心経営者である崔志成(チェ・ジソン)サムスン未来戦略室長、ケニン・ポク・グループ社長(60)も同席した。