【時視各角】兵役免除が韓国サッカーの秘訣?(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.08.07 10:46
オリンピック(五輪)サッカー代表チームが快挙を成し遂げた。サッカー宗主国の英国を沈没させた。海外メディアは「兵役免除が韓国サッカーの秘訣」と解釈しているようだ。日本も「韓国だけは避けたい」という声が出ている。死に物狂いでくるのを恐れているのだ。海外メディアの分析は外れているわけではない。韓国選手もロッカールームで「二等兵の手紙」という曲をかけて一緒に泣いた。洪明甫(ホン・ミョンボ)監督もPK戦で看板キッカーの朴主永(パク・ジュヨン)を抜いたのも、「モナコ朴」という非難を意識しての配慮と考えられる。
兵役免除は非常に大きく甘い誘惑だ。予備役はその気持ちをみんな知っている。彼らの多くが軍番の前の4けたをパスワードに、後ろの4けたは電話番号に使っている現実だ。軍隊での記憶は長く続く。いくら政府が「名誉ある軍服務」と主張しても兵役は頚木だ。1980年代の対スパイ作戦当時のことだ。意外に動員予備軍が武装スパイを多く捕まえた。現役は「どうせ国防部の時計は回る」という考えでのんびりしていた。一方、予備軍は1週間ほどすると雰囲気が変わる。「早く捕まえて早く家に帰ろう」と必死になった。